Jazz Vocalに足を踏み入れたきっかけ
2010年夏ですから、今から10年弱前の事です。
私はポピュラーヴォーカルのグループレッスンに月3回通っていました。
が、レッスンを受けていても、全く歌に自信が持てず悶々としていた私。
そんなある日、とあるフリーペーパーに、
《ジャズバンドメンバー募集。ボーカル、その他パート》の文字を見つけました。
それまで、発表会以外で歌ったこともなく、
なにしろジャズが何なのかさえ分からない私でしたが
なぜかその募集広告が気になり…
恐る恐る電話をしてみることに。
電話の主に
「Jazz vocalの曲2曲位覚えて、次の日曜に来て」
と言われ、慌ててかろうじてなんとなく知っていた
●you'd be so nice to come home to
●fly me to the moon
の2曲を覚えはしたものの、付け焼き刃でしかないまま練習場所へ向かいました。
そこにはベースの方とギターの方が待っていました。
「キーは何?」
「キー…ですか?えーと…」
「いいや歌ってみて」
ド素人丸出しの私😅💦
そして楽器のお二人は打ち合わせもなしに
簡単なイントロを付け、演奏を始めました。
私はその瞬間、
✨うわー💕生のベースとギターの音って、なんて素敵なの!✨
と鳥肌が立ったことを、今もはっきり覚えています。
その時私が歌った歌は、それはそれはひどいものだったはずですが、
「次回の練習に来て」
と言って下さり、
そこから全てが始まりました。
ジャズのジャの字も知らない上に、
歌もまともに歌えない私にチャンスを与えて頂き、
今でも本当に感謝している出来事でした。